高度な設定

| 日本語 | 説明書 | HERO6 Black |

 

 

ズーム

ズーム設定を使用すると、ビデオや写真に表示される被写体の距離を調整し、近づけたり遠ざけたりすることができます。初期設定ではズームされていません。

 

ズーム レベルを調整する
1. 「FOV」(視野角) をタップします。
2. スライダーを上下に動かして、目的のズーム レベルにします。
3. 設定を終了するには、画面をタップします。設定したレベルは、撮影モードにのみ適用され、撮影モードを変更するか、カメラの電源を切るまで維持されます。

 

 

この設定は、次の例外を除いて、すべての撮影モードで使用できます。
• ズームは、4K、4K 4:3、2.7K120、および 1080p240 を除くすべてのビデオ解像度で使用できます。
• 「FOV」(視野角) が「SuperView」に設定されている場合、ズームは使用できません。
• 写真撮影モードでは、ズームは RAW 形式と露出コントロールがオフになっている場合のみ使用できます。
• ビデオ撮影中は、ズーム レベルを変更できません。

 

露出コントロール

初期設定では、カメラが画像全体を使用して適切な露出レベルを決定しています。ただし露出コントロールを使えば、優先的に表現したいエリアに合わせて露出が決定できます。重要な領域の露出が過剰だったり低なすぎたりする状況の撮影で特に便利な設定です。

 

この設定を変更すると、タッチ ディスプレイに表示される画像が直ちに変更されます。撮影モードを変更すると、カメラは全体のシーンを使用して正しい露出レベルを決定する設定に戻ります。

 

自動露出で露出コントロールを使用する
このオプションを使用すると、カメラは選択したタッチ ディスプレイの領域における露出を基にします。領域内の条件が変化しても露出は変わりません。

 

たとえば、カメラが車のダッシュボードにマウントされているとします。外の風景を撮影したい場合は、タッチ ディスプレイの上部を選択して、露光を車内のダッシュボードではなくフロントガラスの外側に合わせて設定します (ダッシュボードに合わせて露光すると露出過剰の状態になります) 。
1. 正方形の輪郭が画面の中央に収縮するまで、タッチ ディスプレイを押します。
2. 露出レベルの設定に使用したい領域まで正方形をドラッグします(正方形をドラッグする代わりに、設定に使用するエリアをタップしても OK です)。
3. 右下にある [] をタップします。

 

 

露出ロックで露出コントロールを使用する

このオプションを使用すると、カメラは露出をロックします。キャンセルするまで、その露出レベルが維持されます。

 

たとえば、晴れた日にスノーボードをしているとします。被写体のジャケットに基づいて手動で露出レベルを設定することにより、その日は、ジャケットに基づいた画像が撮影されます。こうすることで、非常に明るい雪に反応して露出不足になる可能性を低減できます。

1. 正方形の輪郭が画面の中央に収縮するまで、タッチ ディスプレイを押します。
2. 露出レベルの設定に使用したい領域まで正方形をドラッグします(正方形をドラッグする代わりに、設定に使用するエリアをタップしても OK です)。
3. 「Auto Exposure」(自動露出) をタップして、「Locked Exposure」 (露出ロック) に変更します。
4. 露出が希望どおりに見えることを確認し、右下の [] をタップして露出を固定します。

 

 

露出コントロールをキャンセルする

露出コントロールは、異なる撮影モードを選択したり、カメラを再起動したりすると、自動的に解除されます。また、手動でこの設定を解除できます (下の手順)。設定されている露出設定を解除すると、カメラは全体のシーンを使用して正しい露出レベルを決定する設定に戻ります。

1. 正方形の輪郭が画面の中央に収縮するまで、タッチ ディスプレイを押します。
2. 左下で [] をタップします。

 

PRO ヒント: 高度な露出設定については、露出値の補正 (EV COMP) をご参照ください。

 

 

PROTUNE

Protune はカメラの性能を最大限に引き出し、プロレベルの見事な画質を実現しながら映画品質のビデオや写真が撮影できるようになります。Protune を使用することで、クリエイターはこれまでより柔軟に、効率的なワークフローを使用できるようになります。

 

Protune は、プロ仕様の色補正ツール、QUIK デスクトップ アプリ、他のビデオおよび写真編集用ソフトウェアと互換性があります。

 

Protune を使用することで、カラー、ホワイト バランス、シャッター速度などの手動コントロールが可能になり、ビデオ映像と写真の高度な設定とカスタマイズを実行できます。

 

 

Protune

 

Protune は、ループおよびタイム ラプス ビデオを除くすべての撮影モードの高度な設定として利用できます。この高度な設定にアクセスするには、 タッチディスプレイでナビゲートする (3 ページ) をご参照ください。この設定は、オフ (初期設定) とオンが選択できます。Protune がオンになるとカメラスクリーンに [] が表示されます。

 

露出コントロールを使用する場合、一部の Protune の設定は使用できません。Protune はすべてのビデオ解像度で利用できます。

 

1 つの撮影モードで設定を変更すると、Protune の設定は、その撮影モードにのみ適用されます。たとえば、ナイトフォトのホワイト バランスを変更しても、連写のホワイト バランスに影響を与えることはありません。

 

 

カラー

 

カラーを使用することで、ビデオや写真のカラー プロファイルを調整できます。この設定を変更すると、タッチ ディスプレイに表示される画像が直ちに変更されます。

 

カラー設定結果のカラー プロファイル
GoPro Color (GoPro カラー) (初期設定)GoPro の色修正プロファイルを使用します (Protune がオフになっているときでも同じ優れた色調が得られます)。
フラットフラットはニュートラルなカラー プロファイルで、他の機材で撮影された映像と統合しやすいように色補正できるので、録画後の製作の幅が広がります。その対数曲線が原因で、フラットでの撮影時には影とハイライトの描写がより鮮明になります。

 

ホワイト バランス

 

ホワイト バランスを使用するとビデオや写真の色温度を調整し、冷色と暖色のバランスを最適化できます。この設定を変更すると、タッチ ディスプレイに表示される画像が直ちに変更されます。

 

この設定のオプションは、自動 (初期設定)、2300K、2800K、3200K、4000K、 4500K、5500K、6000K、6500K、ネイティブです。値が低いほど、暖かい色調になります。

 

また、ネイティブを選択して、画像センサーから、最小限に色補正したファイルを作成し、後処理時により正確な調整を実行できます。

 

 

- ISO 最小

- ISO 最大

 

ISO 最小と ISO 最大を使用すると、カメラの光とイメージ ノイズに対する感度の範囲を設定できます。ISO 設定は、明るさとその結果生じるイメージ ノイズのバランスを取ります。イメージ ノイズとは、画像上の粒度を意味します。

 

低光量時は、ISO 値が高いほどより明るい映像を得られますが、イメージ ノイズが高くなります。値が低いほど、画像が暗くなり、イメージ ノイズが低くなります。この設定を変更すると、タッチ ディスプレイに表示される画像が直ちに変更されます。「ISO Maximum」(ISO 最大) の初期設定値は、ビデオの場合は 1600 で、写真の場合は 3200 です。「ISO Minimum」(ISO 最小) の初期設定値は 100 です。

 

 

ビデオおよび写真撮影モードでは、ISO の動作は Protune のシャッター設定に応じて異なります。選択した「ISO Maximum」(ISO 最大) は、ISO の最大値として使用されます。適用される ISO 値は、照明条件に応じて、より低くなることがあります。

 

PRO ヒント: 特定の値に ISO をロックするには、ISO 最小と ISO 最大を同じ値に設定します。

 

 

シャッター

 

Protune のシャッター設定は、ビデオおよび写真撮影モードにのみ適用されます。この設定は、シャッターが開く合計時間を決定します。この設定を変更すると、タッチ ディスプレイに表示される画像が直ちに変更されます。初期設定は自動です。

 

写真の場合、この設定のオプションは自動、1/125、1/250、1/500、1/1000、 1/2000 秒です。

 

ビデオの場合、この設定のオプションは、次に説明されているように、FPS の設定によって異なります。

 

設定例 1: 1080p30例 2: 1080p60
自動自動自動
1/FPS1/30 秒1/60 秒
1/(2xFPS)1/60 秒1/120 秒
1/(4xFPS)1/120 秒1/240 秒
1/(8xFPS)1/480 秒1/960 秒

 

PRO ヒント: シャッター設定を使用中は、カメラを三脚または動かない安定した場所に固定して、ビデオや写真の手ブレを防いでください。

 

 

露出値の補正 (EV 修正)

 

露出値の補正はビデオや写真の明るさに影響を与えます。この設定を調整することで、コントラストの強い照明状況下での撮影時に画像品質が改善されます。

 

この設定のオプションは、-2.0~+2.0 です。初期設定は 0 です。

 

この設定を変更すると、タッチ ディスプレイに表示される画像が直ちに変更されます。値が高いほど、画像が明るくなります。

 

ビデオでは、この設定は、シャッターが自動に設定されている場合にのみ利用できます。

 

シーンの特定のエリアを基にした露出調整の詳細については、露出コントロール をご参照ください。

 

PRO ヒント: 露出値の補正は、既存の ISO 設定内で、明るさを調整します。低光量下で、明るさが ISO 設定に達している場合は、露出値補正を上げても、効果はありません。明るさを高めるには、より高い ISO 値を選択します。

 

 

画質

 

画質コントロールは、ビデオ映像と写真で撮影した詳細の質を設定します。この設定のオプションは、高 (初期設定)、中、および低です。

 

この設定を変更すると、タッチ ディスプレイに表示される画像が直ちに変更されます。

 

PRO ヒント: 編集中に画質を上げるには、この設定で低を選択してください。

 

 

RAW オーディオ

 

この設定は、ビデオ撮影モードに適用され、標準の .mp4 オーディオトラックに加えて、ビデオで別の .wav ファイルを作成します。RAW オーディオトラックに適用される処理のレベルを選択できます。この設定は、別の .wav ファイルをシェアしたり、ポストプロセスで使用したい場合に便利です。

 

オプション説明
オフ (初期設定)個別の .wav ファイルは作成されません 。
最小限の処理を適用します。ポストプロダクションでオーディオ処理を適用する場合に最適です。
手動オーディオ コントロール (風やステレオ) に基づいて処理を適用します。手動オーディオ コントロールをオフにすると、カメラは、ウインドフィルターとステレオ オーディオを自動的に切り替えます。
フル オーディオ処理 (自動ゲインまたは AAC エンコーディング) を適用します。

 

PRO ヒント: .wav 形式のオーディオ ファイルは、.mp4 ファイルと同じファイル名で、同じ場所に保存されます。これらのファイルにアクセスするには、カードリーダーに microSD カードを挿入し、コンピューターのファイル エクスプローラでファイルを見つけます。

 

 

リセット
このオプションはすべての Protune の設定を初期設定値にリセットします。

 

 

 

GPS GF-07A9 WIFI mini DVSQ11 WIFI mini DVSQ11 mini DVXD WIFI mini DVGPS TK905GPS Mini A8Q7 WIFI mini DVGF-09HERO6

 

hero6 black
© «Org-Info.Mobi»