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ビデオの解像度

ビデオの解像度 (RES) は、ビデオに含まれる水平ラインの数を指します。たとえば、1080p とは、1080 のピクセル幅あたり 1920 本の水平ラインがビデオにあることを意味します。ラインおよびピクセルの数字が大きいほど、詳細で明確な画像が得られます。つまり 2160 のピクセル幅あたり 3840 ラインで構成される解像度 4K のビデオは、1080p よりも高品質であると考えられます。

 

 

この表を参考にして、アクティビティに最適な解像度を選びましょう。特に高解像度/高フレーム レートを選択する際は、設定された解像度をお手持ちの携帯電話、コンピューター、テレビがサポートしているかどうかご確認ください。

 

ビデオの解像度最適用途
4Kビデオで利用可能な 8MP の静止画を表示できる驚異的な高解像度ビデオ。三脚や固定した状態での撮影、自動車のアクティビティ、Karma または Karma Grip の使用に推奨されます。
4K 4:3主観撮影のための最高解像度と鮮明度。天地に長めのビデオ フレームで、従来の 4K 16:9 フレームの上下に視野を追加します。
2.7K解像度 16:9 のビデオを、迫力ある映画品質の映像が必要なプロの制作用に小型化したフレームです。
2.7K 4:3主観的なボディマウント/アクション マウントカメラに向いたフレームで、滑らかなスロー モーションに耐える高解像度と鮮明度を備えています。
1440pボディマウントでの撮影に向いています。アスペクト比 4:3 で、1080p よりも天地が広い表示エリアを撮影できます。高いフレーム レートで、滑らかな臨場感あふれる映像を撮影できます。ソーシャル メディア サイトでのシェアに最適です。
1080pすべてのショットやソーシャル メディア サイトでのシェアに最適です。高い解像度とフレームレートで驚くような映像を撮影できます。すべての視野角と高いフレームレート (240 fps および 120 fps) に対応できる解像度で、編集中のスローモーションを可能にします。
720p手持ちの録画でスロー モーションが必要な場合に良好。

 

フレーム/秒 (FPS)

フレーム/秒 (FPS) は、1 秒あたりに撮影されたビデオ フレームの数を示します。

 

解像度と FPS は、撮影するアクティビティを考慮してお選びください。解像度が高いほど詳細でくっきりとした映像が得られますが、その反面 FPS の値は低くなりがちです。解像度が低いほど細部の鮮明さも下がりますが、動きを捉えるのに重要な高い FPS 値がサポートできます。高い FPS 値があれば、スローモーションビデオも作成できます。

 

アスペクト比

GoPro ビデオの解像度は、16:9 または 4:3 という 2 種類のアスペクト比に対応しています。標準のテレビや編集プログラムは、16:9 を使用しています。4:3 の映像ショットは、33% 縦長になりますが、テレビで再生される場合は 16:9 にクロップされる必要があります(映像がクロップされない場合は、画像の両側に黒いバーが表示されます)。

 

FOV (視野角)

FOV (視野角) は、カメラのレンズを通して撮影できる視野の広さを示す単位です。ビデオ モードの場合、SuperView 視野角は最大のシーン数、魚眼無効視野角は最小のシーン数を撮影します。

 

表示される視野角オプションは、選択した解像度と FPS に基づきます。

 

視野角最適用途
SuperViewSuperView は世界一の臨場感を実現します。ボディマウントまたはギア マウントでの録画に適しています。縦長の 4:3 のコンテンツは、自動的にフルスクリーン 16:9 へと引き延ばされ、コンピューターやテレビで迫力ある画像を楽しむことができます。
広角 (初期設定)フレームいっぱいにアクションを撮影したいときに適している大きな視野角。この視野角ではフレームの端に特徴がある魚眼レンズのような視野で撮影できます。 (必要であれば、編集中にクロップして切り取ることができます)。
魚眼無効広角視野角に見られるような魚眼効果を取り除いた中間視野。フレームの端付近の被写体に、ある程度の歪みが生じる可能性があります。そのような歪みを避けたい撮影には、この視野角が適していない場合もあります。航空映像や、従来型の視野を使いたい撮影に適しています。

 

視野角の選択に加え、被写体をさらにズーム インまたはズーム アウトすることができます。詳細については、ズーム (22 ページ) をご参照ください。

 

HERO6 BLACK ビデオの解像度

 

ビデオ解像 度 (RES)FPS (NTSC/ PAL)1視野角画面解像度アスペ クト比
4K60/50広角3840 x 216016:9
4K30/25
24/24
広角、 SuperView3840 x 216016:9
4K 4:330/25
24/24
広角4096 x 30724:3
2.7K120/100広角2704 x 152016:9
2.7K60/50
30/25
24/24
魚眼無効、広角、 SuperView2704 x 152016:9
2.7K 4:360/50
30/25
24/24
魚眼無効、広角2704 x 20284:3
1440p60/50
30/25
24/24
魚眼無効、広角1920 x 14404:3
1080p240/200広角1920 x 108016:9
1080p120/100
60/50
30/25
24/24
魚眼無効、広角、 SuperView1920 x 108016:9
720p60/50魚眼無効、広角1280 x 72016:9

 

1 NTSC と PAL はビデオのフォーマットを意味し、お住まいの地域によって異なります。詳細については、ビデオ形式 (10 ページ) をご参照ください。

 

解像度、FPS、視野角の詳細については、次のトピックをご参照ください。

 

ビデオの解像度

 

フレーム/秒 (FPS)

 

FOV (視野角)

 

推奨される設定については、アクティビティの設定 (6 ページ) をご参照ください。

 

 

高解像度/高フレーム レート

 

気温の高い場所で高解像度や高フレーム レートのビデオ撮影をしていると、カメラの温度が高くなって使用電力量も増えることがあります。

 

また空気が滞った環境でカメラを使用したり、GoPro アプリと併用したりすることでさらにカメラの温度が上昇し、電力消費量が増えてカメラの録画時間が減少します。

 

カメラの温度が高くなり過ぎると、カメラの電源が切れることを予告するスクリーンに表示されます。詳細については、重要なメッセージ (25 ページ) をご参照ください。

 

ハイパフォーマンス ビデオ モードでの撮影中には、カメラを固定して短いビデオクリップを撮影するか、GoPro アプリなどの電力消費量を増やす機能の使用を制限します。高温下でカメラを遠くから制御するには、GoPro アプリの代わりに、GoPro リモートまたは Remo (防水音声認識機能付きリモート) (いずれも別売) を使用します。

 

間隔 (ループ映像)

間隔の設定はループに適用され、キャプチャされた各セグメントの長さを決定します。

 

利用可能なループ間隔は、5 分 (初期設定)、20 分、60 分、120 分です。またループ間隔を「Max」(最大) に設定することもできます。このオプションを使用すると、カメラはメモリー カードがいっぱいになるまで記録し、その後は古い画像を上書きします。

 

PROTUNE

ビデオ モードの場合、Protune はビデオ撮影モードでのみ使用できます。Protune の設定の詳細については、Protune (22 ページ) をご参照ください。

 

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